可能性の酸素ボンベ

2023年12月11日

女性起業家さんに月の売上目標を聞くと「30万円」と答えることが多い。その次に多いのは100万円。この投稿は月の売上目標が100万円以下で、中には「まずは30万円を目指したい」という人に絞って書いてみます。

まず最初に伝えたいことは「今のあなたは、すごく大事な状態にいる」ということ。

多くの女性起業家さんが、”まだまだ自分は・・”と思ったりする。

もちろん、売上数千万円をコミットしてるのに今でも迷ってるなら”まだまだ”なんだけど、”まずは月に100万円”っていう考え方は、僕はすごく大切だと思う。成功してる起業家さんや圧倒的な売り上げを上げている人のことが気になると思うけれど、まずは一旦落ち着こう。

「まずは30万円を目指したい」って思っているということは、ものすごく地に足がついている状態。今のポジションを大事にしようとしているからこそ、地に足がついているどころか地面に根っこがはってしまって身動きが取れない状態の人もいる。でも、あえてもう一度言うけれど、僕は”すごく大切な状態”だと思う。

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これを読んでいる人の中には”まだそんなこと言ってるの?”と思う人もいる。SNSを使えば売上をもっと簡単に作れるのにって言う人もいる。けれどこの投稿は、”まずは月30万円”を目指している人に捧げたい。

(※ これ以降は、素晴らしい価値をわかっていながら書いてることについては、”以下略”をつけます)

X(twitter)とかには”急上昇ランキング”とかがある。

SNSマーケティングをすると”急上昇”とか”浮上する”という状態になることがある。それ自体は素晴らしいことだと思うんだけど、そこからは空中戦になる。より早くて、より上に行く人が優れているゲームになる。

すごく極端な例を出すと、3000万円の売上を2000万円かけて作るとか。1億の売上を9000万円かけて作るとか。(以下略)

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浮上した後は地面に戻りづらい。もしくは地面の再定義が必要になる。

だって、SNSでバズってる人が月3万円のアパート暮らしかもしれないから。そのあとはある程度のところに引っ越しをしないといけないかもしれないし、引っ越しをした後でそれを維持できるようにしないといけない。

これは具体的なことは書けないんだけど17年間経営していると、いろんな人を見るの。数万人インフルエンサーの自宅アパートとか、数千万円売り上げた人の債務とか、数億円売り上げた人の倒産とか。僕はどの人も好き。最終的にはその人に魅力があるかどうかになったりする。

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でね、ゼロイチの人とか月商100万円を目指すひとに相談をされる時に聞くことがあるの。「今の安定売上は、ありますか?」

5000円でもいいし1万円でもいいし、結局はいくらでもいいの。

これは「万が一の時の蜘蛛の糸は、ありますか?」という質問に近い。

あ、ごめん。

月に数千万円とかで勝負をされている方にとっては、”なんじゃそりゃ”かもしれないから、関係ない話だと思います。すみません。

でも、僕に相談をくださる方は、そういう人も多いの。

例えばビジネスという海に潜るとしてさ、そりゃぁ深く潜れたら財宝があるかもしれないけれど、酸素ボンベの容量は確認するじゃん。

「どこまでいったら死にますか?」という、可能性の酸素ボンベを聞かないといけない人と対峙することが多い。”地に足をつく”という表現は上に向かうイメージを持っている場合は足枷になるけれど、可能性を潜るイメージを持てる人にとっては、地上への蜘蛛の糸は生命線になる。

僕は、そんなあなたに向かって話しています。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

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世の中の”成功者”さんって本当に素晴らしいと思う(以下略)

けれど、ここまで読んでくださって何かの可能性を感じてくださっている場合は、3ヶ月くらいはもう見なくていい。

まずは足元を照らそう。”現状維持”という根っこがはっていてもいい。大きく見せなくてもいい。大きく見える人に憧れなくてもいい。

「可能性の酸素ボンベは、ありますか?」

それだけが気になる。情熱かもしれないし資産やスキルかもしない。僕に関わってくれた人を死なせるわけにはいかない。

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今、可能性の酸素ボンベがないなら、まずはそれを作ろう。

年商数千万円とか、あっという間に数億円というのも素晴らしいけれど、浮上できなかったら死んでしまう。年商数千万円に憧れているのに飛び込めないのは酸素ボンベがないから。

まずは、そこから始めよう。

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すみません・・

新しい講座のことを考えていたら熱くなって長文になりすぎました。

最後まで読んでいただけて光栄です。

ありがとうございます。

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