売れ残ったパンを袋に詰めながら、智子は1つため息をついた。
これまでなら閉店時間前のタイムセールでパンはほとんど売り切れたのに、ここ最近売れ残るようになった。
パンの品揃えを変えたわけじゃない。ましてや、品質を落としてもいないし、どちらかというと他店に負けないように原材料にもあらためてこだわったはずだ。
それなのに、売れ残るようになった。
店に小麦粉を卸してくれている業者の男の子と世間話をしている時に「最近売れ残るようになってきてね」と何気なくこぼしたら
「時代ですかねぇ。周りはみんなSNS集客やってますもんね」と言った。
うちだってInstagramくらいやってる。
Instagramの講座にも参加して、リールの作り方や投稿の方法は勉強したし、忙しい店舗業務の合間でも出来るだけ投稿するようにしてるのに。
明らかに、何かが変わった。
私はきっと、時代のそれについていけていないのだ。
袋に詰め終わった売れ残ったパンを自転車のカゴに入れて、ペダルを力一杯足の裏で押した。
SNSマーケティングが主流の時代になり、みんながリールやストーリーズをアップし始めました。
YouTubeでは次から次へとショート動画が流れ、誰かがおすすめした動画が”あなたへのオススメ”として流れてくるようになりました。
情報が、とても早いスピードで流れてくるようになって、私たちはこれまでのようにそれを処理できなくなっています。
処理できなくなると、どうするかというと 情報を”捨てる”ようになります。
必要な情報かどうか や、大切なものは何かという選択をするのではなく
”必要なものが、どうせ流れてくる”と、情報を受け身で取るようになります。
つまり、情報の伝わり方のルールが変わったのです。
「文章は読まれなくなった」と言われることがあります。
何年も前から活字離れと言われているし、実際に文章を読まなくなっているのは事実なのだと思います。
けれど、”文章が読まれなくなった”という言葉には、大切な1つの言葉が抜けています。
「”どうでもいい文章”は、読まれなくなった。」
のだと思います。
なぜそいう言えるかというと、あなたはここまで読んでくださっているからです。
きっと、少しでも何かの引っ掛かりや、気になるところを感じてくださったんだと思うのです。
自分に関係があるかもしれない文章は、長文でも読んでくれるのです。
確かに、一昔前よりも文章の読まれやすさは失われているのかもしれません。
けれどそれは逆に言えば、価値のある文章を書けるようになれば読んでもらえるようになる という意味でもあります。
家に帰ると、売れ残った袋からジャムぱんを1つ取り出してかじった。けれど、廃棄は廃棄だ、パンばかり食べてはいられない。美味しいけど。美味しいのに。
半玉残っていたキャベツを冷蔵庫の野菜室から取り出して、豚バラ肉を炒めながら即席の”なんちゃって回鍋肉(ホイコーロー)”を作る。火にかけながら今日も、Instagramの先生の動画教材に耳を傾けた。
「新規集客はストーリーから。ストーリーはできるだけカットを使ってシーンを切り替えて、絵がわりするように。伝える内容は視聴者の学びになる内容を1つに絞って伝えること。共感してもらうキャラなのか、憧れられるキャラなのかしっかり構築をして、キャラを補強しながら背景にこだわって動画収録をしてください。話すスピードはゆっくりでもいいけれど数秒で離脱が起こることを想定して早めにメリットを・・・」
聞きながら、フライパンの中では甜麺醤(テンメンジャン)のからんだ豚バラとキャベツがぐるぐる回る。パン屋のメリットってなんだろう・・。家でもできるパンレッスン? 発酵のポイント? 小麦粉の選び方・・?
「・・なので、フィードの活用は・・」
思考がどこかへ行ってしまって、先生の話しているポイントを聞き飛ばしていた。出来上がった回鍋肉をお皿に盛ってから、動画教材を3分くらい遡って内容を聞き返す。
けれど思考は、まだぐるぐる回ってしまう。
”パン屋さんが伝えられるメリットってなんだろう・・。ただ、美味しいパンを食べてもらいたいだけなんだけどな・・・”
「フィードの活用は、信頼関係の構築なんです。ストーリーズで興味を持ってくれたユーザーを引き込めるようなフィード構築をしていきます・・」
動画教材の先生の言葉を聞きながら、明日は何を撮影しようか考える。思考はもう、ぐるぐる回って味もしないけれど、回鍋肉は美味しかった。そういえば、売れ残りに塩パンが1つあった。あとでチョンチョンつけて食べよう。
SNSではなく、ホームページがまだ集客の主役だった時代には「メリットを伝えましょう」や「ベネフィットを伝えましょう」と言われていました。
読者のためになる情報をブログで書き溜めてSEOを行なって検索順位を上げて、見込み顧客を発掘しましょう と、言われていました。
けれど今は、ホームページを検索するユーザー自体が圧倒的に減っています。Instagramの検索を使ってフィードの画像から雰囲気のいいものをタップしていく時代になっています。
そして、タップして”いいね”を押すと、次から次へと類似コンテンツをオススメしてくれるので、もはや検索自体が不要になっています。
そんな中で、さらに多くの人がメリットやテクニックを無料で公開しています。
「あっという間に、魔法のように、たったこれをするだけで成功する方法」があちらこちらに溢れるようになりました。もはや魔法が溢れる世界は身近な存在です。
そんな時代の中で、メリットを伝え続けることは本当に大変です。
世の中に出ているSNSマーケティングのテクニックや手法が間違っているわけではないと思います。中には素晴らしいものもあるし、圧倒的な結果につながるものもあると思います。
けれど、それが「あなたが本当にやりたいこと」につながっているのかは、慎重に判断する必要があります。
なぜなら、SNSマーケティングを伝えて成功している人は、パンを焼いている人ではないからです。
パンの焼き方を教えている人でもなければ、パンを焼いたことすらない人の可能性が高いです。
その人が教えているのは、SNSの上手な使い方です。
あなたがペン習字を上達したいと思った時に、「ペン習字のメリットを語れるようになりましょう」と伝えている人のところに習いにいくでしょうか。
あなたが5キロのダイエットを成功させたいと思っているときに、ダイエット情報商材で成功する方法を伝えている人のところに習いにいくでしょうか。
情報を伝えている人と、実践をしている人は、違うのです。
パン屋の朝は早い。今日販売するパンのための仕込みもあるし、昨日売れ残った食パンをサンドイッチに変えるのも大切な仕事。
淡々と毎朝の仕事をこなしながら、ふとアルバイトさんのシフト票を見ると、小さく花マークが付いていた。そういえば今日はスタッフのキミちゃんの誕生日だったな。
一通りの仕込みが終わったあと、サンドイッチ用の食パンを薄くスライスして、花びらに見立てたパンの花を作った。薔薇のように薄く切ったパンが巻かれているようにして、真ん中にホイップクリームの残りとイチゴを1つおいた。まさに”パンケーキ”だ。
なんとなく、昨日から思考がぐるぐるしているから、巻いているものを作りたかったのかもしれない。
写真を撮って
”パンの花(笑)
スタッフのキミちゃん、おめでとー🍰”
と文字を載せてInstagramに投稿した。
さぁ、開店までにクロワッサンを焼き始めよう。
オンライン上に出ている稼ぎ方などのノウハウのほとんどは、オンライン上で完結するものです。
例えば、「あなたも講師になって売上を上げましょう」とか、「マーケティングサポートをして自由な時間を手に入れましょう」などです。
技術的なノウハウをしっかり伝えながら、それで売上を作り出す方法は意外と世の中にはありません。あったとしても”ただのノウハウ”として扱われて、あまり重きを置かれていないケースもあります。
例えば、圧倒的にお腹が引っ込むダイエットトレーニングって、もうYouTube上に無料動画として出尽くしていませんか?
本来、その情報ってものすごく価値が高いはずなのに、いつでもどこでも無料で視聴することができるために”当たり前のノウハウ”として垂れ流されています。
それは、何が良くて何が悪いという話ではなく、”オンラインの特性”なのです。同じ情報を何度も繰り返し複数の人に届けることがしやすい場所がオンラインです。そこに適した情報が溢れて渋滞しているのが現在のSNS社会です。
例えば、オンライン上でどんなに画像や動画を工夫して、魅力的な文章を並べたとしても、うなぎ屋さんのあの蒲焼の香りほどの集客力を持つことはできません。
オンラインがいいとか、リアルがいいという話ではなく、それぞれの場所に適した方法があるというだけなのです。その上で、圧倒的なSNS社会の中ではオンラインの方が影響力を持ちやすい状況にあるというのも事実です。
ここまで読んでくださっている方は、今のSNS集客に何らかの限界を感じているのではないかと思います。
SNSのノウハウや、発信することが重要ということはわかっているけれど、何を発信していいかわからない・・。
発信をしてみているけれど、思うように集客につながらない。
ノウハウを発信しているけれど、自分のお客様につながっていない気がする。
ライブ配信を頑張っているけれど、時間ばかり使ってしまって配信に疲れてきている。そんな悩みを感じている方もいるのではないでしょうか。
そんなあなたに、言語化ギフトでお伝えしていることはすごくシンプルです。
「たった一人でもいいから、言葉を使って想いを伝え切る」ということ。
不特定多数の人に響いたり、最短最速で結果を出すということを一旦おいておいて、まずは一人でもいいから、想いを言葉で伝えるところから始めましょう というものです。
お昼過ぎ、ランチ時間の慌ただしさが終わって少しホッとしながらパンの陳列を整えに店頭に出ると、お子様を幼稚園に迎えにいく前によく立ち寄ってくださる常連客の女性がパンを選んでいた。
「いつもありがとうございます」とお声かけすると、
「あれ見たよー!パンの花! メニューにすればいいのに」とおっしゃった。
「あれ、完全に遊びで思いつきなんですよ(笑)」
「えー、そうなの? 誕生日にケーキよりも安く済ませたいけれど、ちゃんとそれっぽいものを用意したい人にウケると思うけどなぁ」
「いやぁ・・本職のケーキ屋さんに失礼になっちゃわないですかねぇ・・」と言いながら、ちょっとだけ”確かに”って思った。
その後も数名のお客様が「今日はスタッフさんのお誕生日なのね。パンの花、素敵だね」と声をかけてくださった。
夕方、閉店の準備を始める前にInstagramを見てみると、パンの花の投稿はこれまでにないくらいの”いいね”が押されていて、たくさんの人に見られていることがわかった。
ノウハウを伝えたわけじゃないし、Instagramの先生が言ったみたいにメリットを伝えているわけでもないのにな・・・と思いながらも、やっぱり嬉しかった。
アルバイトのキミちゃんも喜んでくれて、その様子もインスタにアップしたところ、多くのお客様からの「おめでとう」コメントが、それこそキミちゃんのお誕生日に花を添えていた。
あなたの商品を、あなたの言葉で伝えて
まずはしっかり伝えるスキルを身につける。
それが、言語化ギフトです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
流石に少し疲れましたよね(笑)
お疲れ様です。
ここから少しだけ、気分転換をしながらお読みいただければ幸いです。
ご用事があった方や、洗濯物を干さなくてはいけなかった方は、ぜひこのタイミングで離脱されてください。そしてよかったら、またこの部分からお戻りください。
改めまして。言語化ギフトを伝えている水野博文と言います。
なんかこうやってあらたまって書くと情報商材的な感じになりますが、書くタイミングを逸してしまっただけです(笑)
僕は2006年に個人事業を作り、2010年に株式会社に法人化しました。なのでおよそ17年間、お仕事としての言語に向き合ってきました。文学部国文学科だったので学生の時から考えると言葉に深く触れてきたのは20年以上になります。
僕はもともとホームページ制作屋なので、「見てもらえる言葉」とか「検索されやすい言葉」に向き合ってきました。
例えば”東京 アーユルヴェーダ”という検索ワードで1位のホームページを作り上げたり、それまで月間1000アクセスくらいだったクリニックのホームページを、言葉を変えるだけで月間3万アクセス以上になるようにしてきました。
ホームページを通じて言葉での表現に向き合ってきたんですが、SNSマーケティングが主流になってきてから、こんな相談をもらう機会が増えました。
「何を投稿すればいいか、わからないんです。」
そういう方の話をよく聞いてみると、ノウハウやテクニックをたくさん投稿してきたけれど、これ以上何を投稿すれば反応に繋がるのかわからない・・というお悩みでした。
「あなたは、何を伝えたいんですか?」
「この商品の素晴らしさを伝えたいです。」
「なんで、そう思ったんです?」
「この商品が素晴らしいからです。」
本当に、こういうやりとりが増えていきました。
ノウハウやテクニックを学んできたことで、自分が何を伝えたいのか見えなくなってしまうケースがありました。
「あなた自身の体験や、あなたの気持ちが動いたことを投稿してみてください」
そう伝えるようになりました。
”どう伝えるか”ということよりも、”なぜ伝えるか”の方を考えることが増えました。
そんな時に行き着いたのは、『言語化は、ギフトである。』という考え方です。
自分が伝えたい内容を一方的に伝えるのではなく、相手が喜んでもらえるものを伝えたい。
そして、せっかく伝えるなら喜んでもらえるようにラッピングをした言葉を伝えたい。
それが、言語化ギフトの最初の着想でした。
その日の帰り道、ママ友でもあり起業家仲間でもあるネイリストの真由子とカフェに行ってInstagramの反応が良かったことを話すと、『それって、言語化ギフトだね』という言葉が返ってきた。
「言語化ギフト?」
「そう。メリットとかそういうんじゃなくて、想いを伝えましょう的なやつ」
「スピリチュアル的な感じ?」
「いや、そういうんじゃないみたいだよ」
「へぇー、そうなんだ。まぁ、想いを伝えるだけで集客できるならいいんだけどね」
「まぁね、そこだよね。実際問題。想い語ってる人ってブロックされそうだしね。なんらかの見るメリットがないと。」
「やっぱそうだよね。想いだけだと弱いよね。」
「でもなぁ、メリットばっかりなのも飽きたしね」
「どっちなんよ(笑)」
「人によるんじゃない? 何を言ってるかよりも誰が言ってるかの方が大事だし。そういう意味では、”パンの花”を作ってスタッフさんに喜んでもらおうとした智子の人柄が好印象だったんじゃない?」
「そんな誕生日ばっかり過ごせないよ(笑)」
「私は毎日受け付けてるから、ウェルカムよ」
「パンの耳なら、毎日持っていくわ」
「お待ちしてます」
SNSマーケティングで不特定多数の方に対して発信をしたい方や、すでに何らかの多数への発信に取り組んでいる方は、ここまで読んでいないと思います。
もっと効率的で、もっとスピードの速い発信の方法は世の中に溢れていて、そちらの情報の方がきっと有益だからです。
けれど、今ここまで読んでくださっている方はおそらく、それらの発信に限界を感じてしまったか、あるいは”まだそこまで広げる自信がない”という方ではないでしょうか。
もしそうなら、あなたに必要な情報はきっと”不特定多数の人にリーチする手法”ではなく、たった一人の人に しっかり自分の魅力やサービス・商品の魅力を言葉で伝え切ることです。
きっと、それができないから立ち止まってしまうのではないでしょうか。
「想いを伝えても、売れるわけじゃない」と、思われる方もいると思います。あなたはきっと、何かに挑戦をされた実績がある方なんだと思います。
もちろん、想いを伝えただけでは売れません。そんなに甘い時代ではないというのも事実の1つだと思います。
けれど、それでも 想いを伝える力を養わないとゼロから1の売り上げを作ることはできない時代です。
たった一人でも、想いを伝えて商品やサービスが売れる。そして、それを自信にして二人目の人に手に取ってもらう。そうして自信ができたら、SNSマーケティングの手法を使って広く購入いただける仕組みづくりに挑戦すればいいのです。
”想いを伝えることができた”という言語資産は、失われることがありません。言語化ギフトで身につけた言葉の力は、どんなマーケティングメソッドにも応用が効きます。
言葉の力を強める言語化ギフトの講座は、2期目を開催中です。
受講した方からは、
「周りの反応が変わった」
「言葉で伝える感覚をつかめた」
というお声をいただいています。
今回、言語化ギフト講座の 動画教材と投稿の添削に絞った、夏休み期間だけの企画を作りました。
それが「言語化ギフトの夏休み」です。
言葉に向き合う夏休み
開催期間:2024年7月15日〜8月31日
グループセッション
日程調整中
細かく内容が分かれた動画教材を公式LINEアカウント経由で視聴いただけます。
動画は項目ごとに細かく分かれていて、好きなものを選んで何度も見返すことが可能です。
モジュール0
「言語化ギフトの概要」
モジュール1
「言語化ギフトの基礎」
モジュール2
「文章で伝える前段階」
モジュール3
「言語化で仕事を伝える準備」
モジュール4
投稿のパターン別解説
モジュール5
共感のパターン別解説
モジュール6
マーケティングとしての文章
モジュール7
言語化ギフトのまとめ
家に帰ってから智子は”言語化ギフト”という言葉を調べてみた。
そこには”届け、想い。”と書かれた講座の内容が書かれていた。
「届け、想い・・・かぁ。
届かないから苦労してるんだよなぁ・・」
そう思いながら今日も、Instagramの先生の動画講座を診始めることにした。
『自分のキャラクターをしっかり作り込みましょう。流れの早いSNSではキャッチーなものしか視聴されません。これまでやってきたことの実績を棚卸して、その中で人よりも少しだけ頑張ったことや、優れていることを書き出してください。お掃除をこだわってやってきたのなら、ハウスクリーニングの専門家と記載して、実績を数字で表現しましょう。お掃除にこだわってるなら、家はほぼ毎日掃除していますよね? であれば360日間掃除に向き合い続けた掃除の専門家というポジションを取ることができます。あとは、それが視聴ユーザーのどんなメリットにつながるのかを・・・』
動画を見ながら、今日も思考がぐるぐる回りそうになる。
私は別にパンの専門家とかになりたいわけじゃない。
ただ美味しいパンを食べてもらいたくて、喜んでもらいたいだけなんだ。
この思いが届けばいいのに。
Instagramの動画講座を止めて、もう一度言語化ギフトのページを見てみた。
『届け、想い。』・・か・・。
どうやったら届くんだろう。この講座で何かわかるのかなぁ・・。
『水野さんの講座を受けようと思ったのは友人の紹介でもありましたが、言語化講座の案内の中にある「言語化はギフト。届け、想い。」というフレーズが心にとまったからかもしれません。
思うように気持ちが伝わらず、すれ違ったまま巣立つ息子に書いた手紙の最後に「届け想い!」と書いたものと同じだったんです。
伝えたい想いが伝わらないもどかしさを感じ「届け想い」とただ祈るように書きました。
”言葉はおもしろい”と水野さんはいいます。
言葉が文章になると表情も声もないので、文章で想いを伝えるのは難しいし、何をどう書けばいいのかわからず、書けない期間もありました。
でも不思議と水野さんとミーティングでお話をさせていただくとそれだけで滞っているものがスッと流れてしまうように思考が整理されたり、何かに気付いたりして、まずは書いてみようという気持ちになるから不思議です。
上手に書けているのか、教えられたとおりに書けているのかと考えて手がとまることもありましたが、最後の2か月は毎日書く習慣をつけるつもりで書き続けてみました。
添削をしていただくと
「教科書通りの文章ですね」とか
「何を伝えたいんですか?」という言葉に
結構傷ついたり、落ち込んだりしましたが、
そのたびに他の言い方やもっとイメージできる表現を考え、まさに頭に汗をかく毎日でした。
そんな私の文章に少しずつ共感してくれたり
「最近文章が変わったね、なんか好きかも」
と言ってもらえたりするようになってきたことがなにより嬉しいです。
またおかげで本講座にはまだ繋がっていませんが、フロント講座にはたくさんの人が集まってくれるようになり、少し前の自分との変化に驚いています。
「言語化はギフト。届け、想い。」の講座の中でまさに想いが伝わる喜びを感じさせていただきました。
ありがとうございました。
講座前の課題で、詩集を読む、落語を聞くなどがあり、今まで触れることのない言語化を知ることができたのが最初の強い印象でした。
動画は何度も見返しやすいように細かくフェーズ分けされていて、とても良かったと思います。
また、個別向けにも動画を作成してくれたりFacebookでのイイネの集計など取ってくれて、細かい対応をしてくださるなと思いました。
売り込むための投稿ではなく「誰に伝えるか」を意識することが大事だということを最初に仰っていたのが印象的で、講座を申し込みましたが、まさにそのままで(当たり前ですが)、ただ逆に意識しすぎて書けなくなってしまったところもありました。
もっと動画を聞きこんで繰り返し繰り返し意識して、あとは「意識を外して投稿する」ことが大切なんだと最後の方にわかりました。とにかく投稿する。
ただ、講座を受けたことにより「伝え方」の意識が変わったように思います。
残り1ヵ月、頑張って投稿を進めていこうと思います。
ロジカル思考とかロジカルな文章を書くトレーニングはしてきていて
比較的、得意な方ではあるのですが・・・
感情にフォーカスした、共感を得るような文章が苦手で、言語化ギフトの「思いを届ける言葉」を学んでみたい!と受講しました。
前半の共感力を高める、感情表現に触れるような課題はかなり苦手分野で。
正直、どうなることかと思いましたが💦
後半は、実際に書いた文章を何度も丁寧に添削して頂いたことで、
「頭を使う」文章と「そのまま心に届く」文章の違いが見えてきた気がします。
表現の巾が広がったことが嬉しいです。
ありがとうございました。
「長文になっても
きちんと思いを伝えたい」
「セールスライティングではなく
ちゃんと自分の言葉で届けたい」
そんなモヤモヤを抱えていたタイミングで出会ったのが、『言語化ギフト』の講座でした。
講座の案内を読んだ時に「私が伝えたかったのはこれだ」と感じ、案内を一気に読み進めたことを今でも覚えています。
丁寧な解説動画と添削をもとに進んでいった講座。
動画を見るたびに、単なるテクニックではなく、たくさんの配慮と気遣いのもとに文章が成り立っていることを感じました。
説明をしすぎてしまったり…
うまく表現ができなかったり…
もどかしさもたくさん感じましたが、届けたい思いと真剣に向き合うことができる大切な時間となりました。
また、コツコツ発信を続けていったことで
「彩花さんの文章が好き!」
「私の言いたいことを言ってくれた」
そんな感想をいただけるようになり、とても嬉しかったです。
これからも丁寧に言葉と向き合っていきたいと思います。
ありがとうございました!
その後、2日くらい考えたけれど、気にしていても時間がもったいないので『言語化ギフトの夏休み』というものに申し込んでみた。申し込みできると動画視聴が開始できるみたいだし、見てみて自分に合わなかったら7日以内なら返金してもらえるらしいから。
申し込みをすると振込先と公式LINEのリンクが送られてきた。
どうやら公式LINEを使って講座を視聴するみたい。
動画がトークで送られてくるのかな? と思ったら違った。
トーク画面にあるリッチメニューをタップすると専用の動画視聴ページに移動して、10分くらいずつの項目ごとに分かれた動画講座を自由に視聴していけるのは便利だなと思った。
これなら仕事の仕込みの合間の時間とかでも、少しずつ見られそう。
動画の中で気になった項目があった。
『”なんとなく”を理解する』・・・なんだこれ?
その前の講座は見てないけれど、まずはこれだけ見てみることにした。
再生ボタンを押すと、メガネをかけた講師の人が話しかけてくる。
『人は、メリットやベネフィットを伝えられても、ものを買わないんです』
・・・は?
いやいや、Instagramの先生はメリットやベネフィットをしっかり構築して発信しましょうって言ってたよ?
そう思ってモヤモヤしながら動画を見ていくと、その先に答えがあった。
『人は、安心した時に なんとなくものを買うんです。
その”なんとなく”の心理を理解していきましょう。』
あ・・・・・、そっか・・と思った。
パンのメリットとか、私の作るパンがどれだけ健康的かとか、そういうのをあまり語りたくないなぁと思っていたけれど、言語化するとそういうことかもしれない。私は、私のパンのメリットを伝えたいんじゃなくって、私のパンを手に取ってくれた方にワクワクしてもらいたいし、”美味しい”って喜んでもらいたいんだ。
そっか、その想いを言葉にして伝えれば、”なんとなく好きかも”って思って、手に取っていただけるかもしれない。パンの花みたいな、気持ちがほっこりする投稿をしていけばいいのかもしれない。
今回は情報商材などではなく”一般的な商売”を言語化して販売することになります。
「誰が言っているか」という部分はとても重要な信頼要素になるので、基本的には顔出しをして発信をお願いします。ただ、イメージや雰囲気が分かれば、控えめにするなどの調整は可能です。
これまで作ってきたSNSでのブランディングなどもあると思うので、それを崩さないように誰にも知られずに受講するということも歓迎します。(ご家族のご了承だけはとってください)
ただ、受講生さん同士のやり取りの中で、皆さんが楽しんでいらっしゃるなら 学んでいる様子をSNSにアップすることは大歓迎です。
動画教材を使って学んでいただきます。動画視聴にはLINEアカウントが必要となります。
動画教材を見て学んだことを文章に落とし込み、その文章を元にしてオンライン添削やグループでのZOOMミーティングで構成をし直す ということを行なっていきます。
なので、タブレットかPCでの環境があると望ましいです。
言語化ギフトの講座は、「まずは小さく、自分の言葉で魅力を伝える」ということをテーマにしています。月にどのくらい売るのかや、何を自動化するのかはその後の話となります。
SNS上の講座の中では「Instagramで月商100万円」という講座もありますが、あなたに必要なのは”まずは自分の言葉で小さく売る力”です。
月商といわれると、なんだか安定した感覚になるし魅力的に聞こえると思うのですが、ゼロイチの方や 小さく挑戦中の方にとって大切なことは目標値を少しずつ反復できるようになることです。
それが継続していけば、いつのまにか月商という言葉で語れるようになるので、まずは月商という”安定していそうな響き”に憧れるのはやめましょう。
また、自動化も同じです。プランが整っていないまま自動化をしてしまうと、望んでいない方向に自動的に進む恐れがあります。実現可能なのかどうかをプランニングして、それのテストマーケティングを行った後に、ようやく自動化を考えていきましょう。
今回の言語化の夏休みについては、短期集中で学びに変えていくため 動画の視聴期限は夏休みが終わるまでとしています。
合計6時間分以上の動画教材を、受講開始から夏休みの間、視聴可能です。
受講期間中は、投稿に対する添削相談がチャットで5回までできます。
受講期間中に3回のZOOMを使ったグループセッションを行います。日程の調整が難しい場合はアーカイブ動画でのご視聴が可能です。アーカイブ動画は参加者・不参加の方胸中で14日間共有されます。
長野県蓼科にある別荘にて、2泊3日の言語化合宿を行います。商品やサービスの魅力をどのように表現するかの基礎を固めていきます。
夏休みのお子様も同伴してご参加いただけます。 近くには女神湖や蓼科山もあるので、夏でも冷房のいらない避暑地を楽しんでいただけます。
普通の家庭料理とはなりますが、食事はご用意します。昼食については近隣に蕎麦屋さんやハンバーガーショップもあるため自由にお楽しみください(実費負担)
合計6時間分以上の動画教材を、受講開始から1年間視聴可能です。
受講期間中は、投稿に対する添削は無制限で相談できます
投稿に対してのリアクションをシートにまとめた分析シートを作成します。
月に1回のオンライングループミーティングで、質問や課題共有をしながら取り組むことができます。
動画講座で受講をしても、14日以内であれば本講座にアップデートすることができます。
受講期間中は、投稿に対する添削は無制限で相談できます
投稿に対してのリアクションをシートにまとめた分析シートを作成します。
月に1回のオンライングループミーティングで、質問や課題共有をしながら取り組むことができます。
2週間くらい言語化ギフトの講座を見てるけれど、集客やマーケティングについての内容はほとんどない。今のところは。
どちらかというと、「どういう表現をすると、どういう伝わり方をするか」みたいな話が多いかもしれない。
ただ、冒頭の動画から一貫して言われているのは”接点”という考え方。
「どんなにいい内容で、誰が聞いても納得しかない話だとしても、接点がなければ相手に届かない。」
ママ友でネイリストの真由子とカフェに行った時に、”人によるんじゃない?”っていう話になったのを思い出した。
そっか、人によるって そういうことか。言語化するとそうなるのか。
ふむふむ と思いながら、次の10分くらいの動画に移動した。
動画講座の中で、特別なテクニックや最先端ノウハウはないけれど、なんだか最近呼吸しやすくなった気はする。自分の言葉で自分の想いを表現してもいいんだって、前よりも思えるようになった。
あとは、この想いがもっと伝わるようにしたい。
届け、想い。
言語化はギフト。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
冒頭の方にも書かせていただきましたが、僕は2006年から個人事業をしています。人生の中で一度も就職活動をしたことがなく、会社員経験もほぼありません。
だからこそ、誰かに相談することもできず失敗や挫折の連続でした。
2007年には400万円の借金が返せなくなりとても苦労しました。そこからはとにかく目の前にいただける仕事をこなして暮らしました。
スキルを学びにいくお金も、外注で業務委託するお金もなかったので、全て独学で試行錯誤しながら取り組んできました。
その結果、ホームページ制作もプログラム開発も動画撮影や編集も、全て一人で行えるようになりました。
それが、良かったかどうかはわかりません。
早いタイミングでメンターに出会っていたら、全く違う道があったかもしれません。
ただ、苦しみながら1つ1つ超えてきた時間は、とても大切なギフトだったと感じています。
今は、不妊治療で授かった7歳の娘がいます。別荘もあり、家族と自然を感じながら手料理を食べて過ごす時間もあります。パソコンとネット環境があれば、どこででも仕事ができるようになりました。
その中で、僕にとっての一番のツールは”言語化”でした。
この言語化ギフトマーケティング講座は、「あっという間に月商100万円」とか、「たったこれをやるだけで年商8ケタ」とか、そういうきらびやかな要素はありません。
僕が言葉を大切にして、10年以上もまったく営業することなく、ご紹介だけで選んでいただくことができたメソッドのコアとなる部分を、不格好で不器用にお伝えしていきます。
この講座が、あなたの未来へのギフトになることを信じています。
株式会社ヒーリングソリューションズ
水野博文
東京都中央区銀座1−3−3 G1ビル7F
本ページ内に記載しています
本講座においては受講料以外の費用は発生いたしません。
個別に相談をしながら対応をしていくため、すべての方に一律で同じ結果を保証する物ではありません。
ご入金とともに講座動画の視聴を開始していただけます。お振込の場合はお振込確認後の視聴開始となります。
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動画講座という特性上、7日を過ぎてからの返金対応はいたしかねます。
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