先日、『言語化ギフト・マーケティング講座』という、すごく縦に長いWEBページを公開したの。”言葉を使って自分の商品やサービスの魅力を伝え切る”という講座。
一般的なランディングページ(LP)だと、商品やサービスを販売することがメインの目的になるんだけど、僕が取り組んでいる”たてながページ”は想いを伝えることが目的となる。
だって、もう情報が山ほど溢れていて、みんなが”すごい人”になっているSNSの中で、独自性や専門性ではメッセージを伝えづらくなっている。
『USP(Unique Selling Proposition = 独自の強み)が大事』と言われている時代があったんだけど、それを追い続けた結果、みんながすごく細分化された”専門家”と言い出すようになった。
『○○な人のための、△△の専門家』みたいな。
それ自体を否定するつもりはないし、独自性を理解しているということはすごく大切なんだけど、”ユニークである”ということ自体が溢れかえったSNSの中では もはや意味がかなり弱くなってる。
===
一昔前から言われているのは、『MSP(Me Selling Proposition = 自分の魅力を伝える)』というもの。※出典:木坂健宣さん
「だってユニークなものを突き詰めて行ったら、自分になるじゃん。
自分は一人しか居ないんだから。」
というのが概要で、「自分とは何か」とか「自分が夢中になれるものは何か」ということを掘り下げていくことが、コミュニケーションの時代と言われている今 すごく大事というもの。(ざっくりですみません)
===
今回の言語化ギフトのたてながページも、言語化ギフトマーケティング講座も、MSPをすごく重視してる。
300人が”いいね”してくれるよりも、3人が受講してくれる方がいい。
本当にシンプルに、それだけを考えてる。
結果、このたてながページを公開してから2日間で、3人が受講を申し込んでくださった。1週間後の今は、検討中の方も含めて9名がご連絡くださってる。
Instagramでのライブ配信も、事前プロモーションも、広告配信も、一切行わなかった。
シンプルに”言語化ギフトマーケティング”の手法を使った。つまり、想いを伝え切る。
事務局の
Satomi Hiroishi さんに、シェアをしていただいたことは本当に重要なポイントだった。さとみさんが自分自身の言葉で発信をしてくれたからこそ、見てくださる方がいて 本当に感謝してる。
===
このたてながページを見てくださったかたで、ご連絡をくださった方には共通の特徴がある。
それは、”受講では迷っていない”ということ。
「すごく興味があるんですけど、私でもできますか?」というご連絡はいただくけれど
「この講座のここがわからないので、説明が欲しいです」という方は一人もなかった。
つまり、たてながページをみてくださった方は、そのコンテンツの内容や 僕の過去の投稿内容や、さとみさんの紹介文章を読んで、”すごく興味がある”と感じてくださったということ。
僕は、誰一人 クロージングも営業も行なっていない。
なんなら
「今すぐ決めなくても大丈夫ですからね。
しっかり考えて、一番いいと思った選択をしてください。
お申し込みくださっても、そうじゃなくても、僕はどちらでも構いません」
と、お伝えをしてる。
===
経営学者のピーター・F・ドラッガーは、マーケティングについてこんなことを言ってる。
「マーケティングとは、セールス(売り込み)をゼロにする活動」
※すごくざっくりです。よかったら本を読んでみてください。
僕は、この考え方にすごく衝撃を受けた。
なんでかというと、”売り込みが苦手”というメンタルブロックがあるから。
「買ってください」とか
「いかがですか?」とか
もはや、ブロックどころか要塞レベルで言えない。
だから、株式会社を作ってから13年間、ほぼ営業活動をしたことがない。シンプルに苦手だから。
そして、想いを自分の言葉で伝え切れば、売り込まなくても選んでくださるから。
===
今回、すごく長いページだったけれど
読んでくださって、お申し込みをくださった方に、感謝します。
たてながページはコメント欄に貼りますね。
こういう、想いを伝え切るページを作りたいなと思ったら
コメントかメッセンジャーでご連絡いただけると嬉しいです。
言語化はギフト。
届け、想い。